繊維リサイクル・製品製造

「よみがえり」は丈夫なのか?

  「特殊紡績手袋 よみがえり」、「特殊紡績手袋 よみがぁ~る」をお使いいただいた方より、しばしば「厚みがあって丈夫」というお声をいただきます。

   手は体の中でも極めて敏感な部位で、ほんのわずかな厚みや大きさの違いでも感覚的に違いを認識することができます。そのため、そうしたお声は間違いではないと思うのですが、実際のところどうなのでしょう?

 「よみがえり」は丈夫なのか?

   上の表は、「よみがえり」と「よみがぁ~る」について、日本化学繊維検査協会および日本繊維製品品質技術センターで試験していただいた結果です。実は、作業手袋(軍手)にはJIS規格があります。今日皆さんが日常的に目にする軍手のほとんどは輸入品で、実際のところこのJIS規格を満足している軍手というのは極めて少ないのですが、そのJISが要求している規格と「よみがえり」、「よみがぁ~る」のデータを比較したのが上の表です。

   「よみがえり」、「よみがぁ~る」が環境に優しいだけでなく、耐久性にも極めて優れていることがお分かりいただけるのではないかと思います。丈夫な手袋は、それだけ長く使うことができるので、結果的にはコストを抑えることにつながります。中国からの輸入品が主流となった今日、JIS規格を満足している軍手は極めて稀です。だからこそ、お使いになられた皆さんが、手にはめた瞬間に「厚みがあり丈夫」という感覚をお持ちになられるのだと思います。

   人類は二足歩行を開始し、手先を器用に使うことによって脳を発達させたそうです。鋭い感覚をもつ手にはめるものだからこそ、作る側にも緊張感が生まれます。